ベトナム・ホーチミンを訪れて
- 2014.08.24 Sunday
- 07:30
先月、海外研修でベトナムに行ってきました。
そもそも海外に行く機会そのものが滅多に無い中で、
私にとっては非常に貴重な経験です。
新婚旅行で行ったイタリア以来、二度目の海外旅行。
ヨーロッパとは違うアジアの新興国独特の雰囲気は
短い滞在期間でも十分に感じ取れました。
まあ…研修先や観光地の詳しい話は省くとして
(それはそれで非常に良いものはありましたが)
市場(いちば)の雰囲気と臭いには圧倒されました。
ホーチミン中心部にあるベンタイン市場。
テレビでよく映る観光名所の一つでもあります。
ここに限らず、外国人観光客への押し売りと
値段の駆け引きは何処でも強烈なのですが…
ある扇子売りの女性が特に印象に残っています。
「センス1個2ヒャクエン。ン?」
↓
「いらない。ノーサンキュー。」
↓
「ナンデヤネン!(バシッ)」
まさか…こんな所で関西のツッコミを受けるとは。
しかもちゃんと手の甲で叩いてくるし。
思わず苦笑い、無視して歩き始めましたが、、、
なんと後を付いてくる。マジか!!
「センス1個2ヒャクエン。ン?」
↓
「だから、いらないって!ノーサンキュー!」
↓
「ナンデヤネン!!(バシッ)」
これを4回ぐらい繰り返し。
何とか他の商売人のテリトリーに入って撒けました。
恐るべし商魂。
更には…所狭しと置いてある偽ブランド品の数々。
バーバリー、プラダ、アルマーニ、グッチ、、、
値段からして明らかな偽物です。
入口近くに時計店もあったんですが、
そこも、ぱっと見は有名ブランドのオンパレード。
「オニーサンオニーサン、スーパーコピー!」
おいおい偽物って言ってるやん!!
商標・著作権の規制対策はかなり甘目です。
国営デパートでも堂々と偽物が置いてありました。
「臭い」に関しては、市場の食品ゾーンがヤバいです。
これまで、自分は割と鈍感な方だと思っていたのですが、
初めて「臭い」で鳥肌が立ちました。
何とも表現し兼ねます。
パクチーや魚醤(魚を発酵させた調味料)にドリアンとか
おそらく色んなものが混ざり合ったのだと思いますが。。。
参りました。
まあ、そんな一面を書き並べはしたものの
国としては、非常に好感を持ったのも事実です。
一瞬「ここに住んでみるのも悪くないかな…」とさえ。
最大都市ホーチミンですら、まだまだ発展途上の感はありますが
ギラギラした人で溢れ返り、「人間が生きている」という、
今の日本では見られない生々しさを感じ、惹きつけられました。
機会あらば、東南アジアの他国も訪れ、比較してみたいです。
家計にそんな余裕は無いので実現困難とは思われますが…w