昔話
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    リフォームに伴い、築90年近くの母屋を一部整理中。
    次々と発掘される過去の遺物に触発されたのか、
    おじいちゃん(まだまだ元気な大正15年生まれ)が語り出した。

    これまでも戦争の話とか色々聞いたけど、
    じっくり聞いてみると、なかなか興味深い話が出てくる。

    1.おじいちゃんのおじいちゃん(慶応3年生まれ?)の話題。

    慶応3年って…大政奉還の年。
    新撰組や坂本竜馬が活躍してた幕末やん…。

    日露戦争に駆り出されて、歩兵として満州に行っていたらしい。
    その時の勲章と写真が仏壇に入ってるからな!と言われた。

    おじいちゃん曰く、おじいちゃん(慶応ボーイ)達が
    日露で勝って樺太とかを取っていたのに、
    孫の自分らが大東亜戦争で負けて、全部取られてしもたと。
    「親苦子楽孫乞食」とはこの事やなぁと笑っている。

    2.おじいちゃんの親戚(遠縁)の話題。

    二十歳の頃、地元で開かれたパーティーに行ったらしい。
    東京で財を成して故郷に錦を飾るとかで、親戚の縁で呼ばれたとか。
    そのとき貰った重箱が棚にあるぞ!と言われた。

    その財を成したきっかけというのも…
    当時、地元藩で足軽をやっていたある人が、
    参勤交代で江戸を行き来していたらしい。

    江戸の街中で金色の仏像を見つけ、何の気無しに買って帰った。
    その後ナンと、仏像から小判がザックザックと…!!
    (ホンマかいな)
    とにかく、それを元手に、質屋経営を始めたという。

    そして、その人を頼って江戸(東京)に渡ったうちの親戚が
    東京で事業を始め、大成功を収めたという。
    そして、もう地元を捨てて東京で生きていくと決心して
    最後に地元でパーティーをやったという事である。

    おじいさんは、会社名とその人の名前を覚えていたけど、
    戦後間も無い話やし、もう無くなってるかもしれんなーと話をした。

    そもそも仏像から小判とか何とか、まるで落語みたいな。
    怪しい話だなぁと正直思った。

    その企業の業種というのも、どちらかと言えば斜陽業界で
    とっくに会社が傾いたか、潰れたか、そんな所だろうなぁ…
    と思って、ネット検索にかけてみたら、、、

    東証一部上場企業だった!

    今も創業家一族で続いているようで、
    おじいちゃんの話に出てきた人物名とも一致した。

    昔話はあなどれんなぁ…と思った四方山話でしたとさ。
    ちゃんちゃん。
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