君の名は。
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    やっと見ました。

    流石話題作。TSUTAYAでは在庫ゼロ。

    ゲオで店員が棚に戻す瞬間を偶然捕まえて、

    ようやくレンタルできた次第です。

     

    「さすが、空前のヒット作!お見事!」

    …なんて感想を書く訳ではありません。

     

    「君の名は。」大ファンを自認する方は、

    以降、あんまり本気で読まないで頂きたい。

    気分を害されたら申し訳ないので、、、

     

    逆の立場で考えて、自分の大好きな作品に

    ケチ付けて、否定的な見解を述べられたら

    面白くないでしょうから…。

     

    かつ、ネタバレ全快です。ご注意下さい。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    「途中まで食い付いたけど、最後はガッカリ」

    というのが、ぶっちゃけ正直な感想。

    惜しい。盛り下がった感が否めない。

     

    矛盾点がどうとか考察する気はありません。

    散々、他のサイトで指摘されているからです。

    フワフワした設定が多いのも確かですが、

    そこはまだ個人的には許容範囲内。

     

    私が残念に思ったのは、下記のポイント。

    1.三葉本人が親父を説得するシーンを省略

    2.ラストエピソードの間延びと唐突さ

     

    1は、もう少し丁寧に描いて欲しかった所。

    舞台背景における「家族の絆」、とりわけ

    娘三葉と父町長の「確執の行方」については、

    恋愛の行方同様に、重要な要素である筈です。

     

    終盤、口噛み酒を飲んで入れ替えが起きる中、

    三葉の記憶を瀧が追体験するシーン。

    「父親」の人間らしい一面が垣間見えます。

    劇中触れられなかった「母親」の存在と併せて

    ストーリーに深みを持たせる好演出です。

     

    まあ…そこを踏まえて、父を説得できたか否か

    「あえて描かんでも分かるでしょう、皆さん」

    と、言うことなのかもしれませんが。

    父娘の言葉のやり取りは見せて欲しいなあと。

     

    その点がどこか似ています、宮崎駿作品に。

     

    「紅の豚」で、ポルコは最後どうなったのか。

    みたいな、敢えて観客の想像に委ねる所。

     

    2に関しては、良く言えば余韻を残したのか。

    二人の出逢い、彗星落下回避作戦など、

    良い感じに盛り上がるクライマックスの後。

     

    土壇場を過ぎて…日常風景に戻る。

    時は流れて…二人の記憶も薄れて…

    就職活動、糸守メンバーの成長した姿、

    歩道橋、電車、そして階段。

     

    描写は丁寧で、流れ的にも美しい構成。

    だが、それらが気持ち良くリンクしてこない。

    なるほど、ああそうか、こう繋がるのか、

    というスッキリ感を得ることが出来ない。

     

    なんか、唐突な気がするのです。

    なんか、ハッピーエンドぽくて良かったけど。

     

    これまた近時の宮崎駿作品を想起させます。

    「千と千尋の神隠し」、「崖の上のポニョ」、

    賞賛される名作であることは否定しません。

    ただ、ラストがどうも唐突に感じる。

     

    宮崎監督なども、相当深い構想の上で、

    ああいう風に誂えているんでしょうけど。

    なんかこう、もやっと感があるのです。

     

    大作として昇華する為の一つの手段は、

    多くを語らない、間接表現なのだろうか。

     

    前作「星を追う子ども」にて、新海監督が

    ジブリっぽさを試験導入したのは明らかです。

    今作も、計算してそれを狙ったのではと邪推。

     

    語りたいことを随所に忍ばせて、

    皆がそれを様々に解釈して人に語る。

    話題になり、注目が集まる。

     

    ここで、私がつらつら述べている時点で、

    実は術中にはまっているのかも…。

     

    とまあ、否定的見解を述べました。

     

    比較対象になるかどうか、わかりませんが

    「シュタインズゲート」(アニメ)

    「インターステラー」(実写映画)

    などの方が、ストーリー構成は上かと…。

     

    ただ、今作が云々というのをさておき、

    「新海誠監督」メジャーデビューは喜ばしい。

    かつて「ほしのこえ」には驚かされました。

    あんなクオリティを一人で生み出すのかと。

     

    まさか、世間で「第二の宮崎駿」

    とまで言われる日が来るとは…すごいです。

     

    君の名は。から遡ること14年前。

     

     

    ゲームの内容は一般層向けではないようです。

     

    新海監督関与はオープニングとムービーのみ。

    何かのきっかけで、当時この映像に触れて

    氏のセンスに強く憧れたのを覚えています。

     

    もちろん私は何の縁もゆかりもありませんが、

    新海誠監督の更なるご活躍を祈ります。

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