批判的な記述も多く見受けられる。
相当自己主張が激しい人物だったようなので
今でも賛否が大きく分かれるのだろう。
戦中、壮大な規模で「やらかしている」面は否めず
相当な数の人々の人生に影響を与えていると思う
本人は、能力のみならず「悪運」も強い印象
私同様、GHQ最高司令官のイメージしか
持っていなかった人は是非ご一読を…
にしても…なぜ急にマッカーサーが気になったのか
思い出せず、何故か分からない…
「マッカーサー」が気になった事に関連し、
今は亡き祖父から、子どもの頃に度々聞かされた
戦争体験談を思い出す。
祖父は、茨城県内の航空基地で
整備兵として従軍していたとの事だった。
朝は起床ラッパに始まり、規律の厳しい軍隊生活。
上官である伍長の平手打ちが厳しかった、とか。
戦局が悪化する中、当番で斥候(見回り)から
戻ってきた折、米軍機が基地に来襲しており、
機銃掃射で大損害を受けたという話。
赤紙召集を待たず志願して従軍していた祖父でも、
航空燃料が底をつき、松の根から代替燃料を作り出す
との話が出始めた時に「敗戦」を意識したという。
「燃料も無いのに勝てる訳ないやろ」と。
もちろん憲兵に捕えられるので、口には出さず…
終戦を迎えて、茨城から兵庫に引き返す時は、
「GHQに見つかると男子は去勢される」との噂があり
都市部を避け、日本海周りの列車で大回りして、
かなりの日数を掛けて帰ってきたとの話だった。
途中、富山駅に到着した時、
空襲で焼け野原になっていたのが印象的だったとも。
そこで突如、列車の連結が切り離されて、
前後の列車に分かれて乗っていた、苦楽を共にした
軍隊仲間と離れ離れになってしまい、
その後も、二度と会う事は無かったという。
戦時中、このようなドラマみたいな話が
日本中のあちこちで起きていたであろう事を思うと
ベタな言葉ながら、平和な時代に生まれた事を
本当に感謝しなければならない。
それと…祖父の話をもっとじっくり掘り下げて
聞いておけば良かったと、今更ながら思う。。。
]]>JUGEMテーマ:ビジネス
たまには頭の体操をかねて
真面目な話題を纏めてみる。
〜近時話題となっている「観光業界(インバウンド)」について〜
〔出典〕H30.8.31 観光庁
『観光ビジョンに掲げる目標値の進捗状況 及び
平成30年6〜7月の災害による訪日数への影響 [報告]』より
データを見れば、15年前には「500万人程度」であった訪日外国人が
近年急速に伸びていることが見て取れますが、2018年の速報ベースでは、
とうとう、6倍余りとなる「3,000万人」を突破したようです。
超長期となっている第二次安倍政権が「2012年」の発足ですから、
いわゆる「アベノミクス」による政策誘導の効果であることは明らかです。
私は安倍首相の経済政策が全て正しいとは思いませんが、この件に関して言えば
関連産業にはインバウンド需要による一定の「経済効果」があったと思われます。
兎にも角にも、2011年 東日本大震災の影響で落ち込んだ後、翌年以降から
右肩上がりの急上昇を辿っている点には、なかなか驚かされます。
2011年当時「1ドル=79円台」と「超円高」に振れていた為替相場は、
これも政策誘導にて円安基調で進行し、この記事を買いている現時点で
「1ドル=107.9円」という水準。これも、大きな要因です。
つまり、海外観光客には、日本で買い物しやすい状況が続いている訳です。
訪日外国人(一般客)1人当たりの旅行支出は「約15万円」というデータがあり
単純計算で行けば、3,000万人×15万円/人=「4.5兆円」←訪日関係消費
少子化が進み、国内需要が伸び悩んでいる我が国においては、
インバウンド需要は、もはや無視できない規模の市場となった訳です。
さて私は、観光産業に直接関わっている人間ではありませんので、
だからどうこうという訳では無いのですが・・・頭の整理にはなりました。
グローバル化が加速する中、古い考えに固執することはリスク。
海外から急激に押し寄せる大きな波、そして、その波に乗ろうとする国内事業家、
何れにしても、旧態依然とした枠組みで対応できないことが増えている筈。
自分自身は、どのように考えて、向き合っていくべきか。
]]>流石話題作。TSUTAYAでは在庫ゼロ。
ゲオで店員が棚に戻す瞬間を偶然捕まえて、
ようやくレンタルできた次第です。
「さすが、空前のヒット作!お見事!」
…なんて感想を書く訳ではありません。
「君の名は。」大ファンを自認する方は、
以降、あんまり本気で読まないで頂きたい。
気分を害されたら申し訳ないので、、、
逆の立場で考えて、自分の大好きな作品に
ケチ付けて、否定的な見解を述べられたら
面白くないでしょうから…。
かつ、ネタバレ全快です。ご注意下さい。
「途中まで食い付いたけど、最後はガッカリ」
というのが、ぶっちゃけ正直な感想。
惜しい。盛り下がった感が否めない。
矛盾点がどうとか考察する気はありません。
散々、他のサイトで指摘されているからです。
フワフワした設定が多いのも確かですが、
そこはまだ個人的には許容範囲内。
私が残念に思ったのは、下記のポイント。
1.三葉本人が親父を説得するシーンを省略
2.ラストエピソードの間延びと唐突さ
1は、もう少し丁寧に描いて欲しかった所。
舞台背景における「家族の絆」、とりわけ
娘三葉と父町長の「確執の行方」については、
恋愛の行方同様に、重要な要素である筈です。
終盤、口噛み酒を飲んで入れ替えが起きる中、
三葉の記憶を瀧が追体験するシーン。
「父親」の人間らしい一面が垣間見えます。
劇中触れられなかった「母親」の存在と併せて
ストーリーに深みを持たせる好演出です。
まあ…そこを踏まえて、父を説得できたか否か
「あえて描かんでも分かるでしょう、皆さん」
と、言うことなのかもしれませんが。
父娘の言葉のやり取りは見せて欲しいなあと。
その点がどこか似ています、宮崎駿作品に。
「紅の豚」で、ポルコは最後どうなったのか。
みたいな、敢えて観客の想像に委ねる所。
2に関しては、良く言えば余韻を残したのか。
二人の出逢い、彗星落下回避作戦など、
良い感じに盛り上がるクライマックスの後。
土壇場を過ぎて…日常風景に戻る。
時は流れて…二人の記憶も薄れて…
就職活動、糸守メンバーの成長した姿、
歩道橋、電車、そして階段。
描写は丁寧で、流れ的にも美しい構成。
だが、それらが気持ち良くリンクしてこない。
なるほど、ああそうか、こう繋がるのか、
というスッキリ感を得ることが出来ない。
なんか、唐突な気がするのです。
なんか、ハッピーエンドぽくて良かったけど。
これまた近時の宮崎駿作品を想起させます。
「千と千尋の神隠し」、「崖の上のポニョ」、
賞賛される名作であることは否定しません。
ただ、ラストがどうも唐突に感じる。
宮崎監督なども、相当深い構想の上で、
ああいう風に誂えているんでしょうけど。
なんかこう、もやっと感があるのです。
大作として昇華する為の一つの手段は、
多くを語らない、間接表現なのだろうか。
前作「星を追う子ども」にて、新海監督が
ジブリっぽさを試験導入したのは明らかです。
今作も、計算してそれを狙ったのではと邪推。
語りたいことを随所に忍ばせて、
皆がそれを様々に解釈して人に語る。
話題になり、注目が集まる。
ここで、私がつらつら述べている時点で、
実は術中にはまっているのかも…。
とまあ、否定的見解を述べました。
比較対象になるかどうか、わかりませんが
「シュタインズゲート」(アニメ)
「インターステラー」(実写映画)
などの方が、ストーリー構成は上かと…。
ただ、今作が云々というのをさておき、
「新海誠監督」メジャーデビューは喜ばしい。
かつて「ほしのこえ」には驚かされました。
あんなクオリティを一人で生み出すのかと。
まさか、世間で「第二の宮崎駿」
とまで言われる日が来るとは…すごいです。
君の名は。から遡ること14年前。
ゲームの内容は一般層向けではないようです。
新海監督関与はオープニングとムービーのみ。
何かのきっかけで、当時この映像に触れて
氏のセンスに強く憧れたのを覚えています。
もちろん私は何の縁もゆかりもありませんが、
新海誠監督の更なるご活躍を祈ります。
]]>